こんにちは、院長イトーですヽ(^o^)丿
よく患者さんから
『この腰の痛みって何ですか?』
と質問されます。
ズバリ言ってしまうと、
身体のバランスです。
身体は前と後ろや内側と外側で
引っ張り合ってバランスを
とっています。
首や腕、足もそうです。
身体のお腹側(前側)と
身体の背中側(後側)
といった感じです。
でバランスを崩しています。
前側と後側でお互いに
引っ張り合っているのですが、
人の身体の前側の筋力の方が
強いので、
背中側(後側)の腰や背中が
負けてしまいます。
なので、
この引っ張り合いを
止めさせればいいのです。
慢性的に腰が痛いという
患者さんの腰は
ガチガチに
固まっていることが
ほとんどです。
でも、
いくら腰だけを押しても
すぐに痛み出します。
大事なのは
前側の筋肉をいかに緩めるか?
なのです!
実際に腰を曲げる筋肉は
腰にはありません。
腰や背中には
腰を伸ばす筋肉があるだけです。
(ここがガチガチになっています)
場所的には腰に
なるかもしれませんが、
後側から押しても、
押されているところだけが
刺激されて
実際に腰を曲げる筋肉
腸腰筋(ちょうようきん)には
届きません。
多少、緩むかもしれませんが、
傷めてしまう可能性も高いのです。
腰や背中はもうこれ以上
力が入りません!!!
というくらいに、
カチカチになっています。
なので、
腰や背中は
ほどほどにしてあげて、
お腹側(前側)の筋肉を緩めて
あげた方がベターです。
これだけでも、
力がスーッと抜けていきます。
それと
力の入ってしまった
太ももの筋肉も
緩めてあげると
もっといいと思います。
前側と後側の綱引きを
止めさせてあげればいいわけです。
あとは
日常の生活で姿勢に
気を付けて頂ければ
よけいな力は使わず、
疲れにくい身体になるはずです。
でも、
この姿勢が一朝一夕には直らない
のが曲者(くせもの)なのです。
曲者だけに
悪い姿勢がクセになっている。
( ´艸`)ププ