みなさんこんにちは、院長イトーですヽ(^o^)丿
今日は腰痛患者さんの施術について書きたいと思います。
40代女性
数カ月前から腰痛を発症し、
だんだんと痛みのスパンが
短くなってきたので心配になり来院。
また、仰向けになり起き上がる時に痛みが出るとのこと。
話を聞くと、
ジムに通い、
ヨガやストレッチを
していたがだんだんと
痛みが出てきて、
痛み自体も強くなってきて
今年に入ってからはジムに行くのが怖くなり
休んでいるとのこと。
トレッドミルで
ウォーキングからゆっくりジョギングに
していった時も腰に痛みが走り
こわくなった
とのこと。
触診してみると
肩から背部（肩甲骨まわり）腰まで
カチカチになっていました。
もうこれ以上硬くなれません！！
というレベルです。
次に患者さんに立ってもらい
動きをチェックしました。
ねじる動作では、
痛みこそないですが
動きが硬く
通常の半分くらいしか動けていないレベル
横に倒す動作（側屈）も
硬く、左の側屈時には腰に痛みを感じていました。
前屈は手が床に着くまで曲がるのですが、
後ろにそらす動作は怖くて無理とのこと。
この時点で
腰を曲げる腸腰筋（ちょうようきん）の硬さを疑い、
患者さんに説明する。
ベッドへ移動し、
あおむけで足の動きをチェック。
股関節や、膝関節を曲げ伸ばしに問題は
ほぼ無し。
ですが、膝を曲げて
足を左右に倒すと抵抗を感じ、
足の付け根に少し痛みを感じるとのこと。
やはり！
腰を曲げる腸腰筋（ちょうようきん）が
硬かったりするとこの動きで抵抗が出ます。
次に、
太ももの硬さを触診します。
硬いですね。
背部よりはまだ弾力はありますが、
硬いです。
でも、いきなりここから押し始めると
激痛でより硬くなっていくので
いったんうつ伏せになり、
施術開始。
背中を緩めていくと、
どんどん緩んでいき
手が温かくなってきました！
と患者さん
いい感じですね。
そのまま、
足を緩めていきます。
そこそこ張ってはいますが、
運動している方の張りですね。
ふくらはぎも、緩んでいます。
臀部も押しますが、
ここはちょっと硬いですね。
日頃デスクワークをされているということなので、
意識はしないと思いますが
何気に殿筋（お尻の筋肉）も使っています。
ここはちょっと堪えてもらいました、
痛みに。
つづいて、
もう一度あお向けになってもらい、
足の付け根にある
腸腰筋（ちょうようきん）を押していきます。
痛いですが、堪えてもらいます。
痛くて呼吸を止めたり、涙ぐむ方もいますが
ここは深呼吸をして落ち着いてもらいます。
そこから、内ももも押していきます。
硬かったり、血行が悪いと激痛になりますが
耐えてもらいます。
最後に、骨盤矯正をして
動きをチェック。
問診時とは動きが雲泥の差ですね。
元々運動をされている方のなので
日々のメンテナンスをしていれば
大きな痛みにはならないはずなので
メンテナンスしましょうね！
あと、
デスクワークなので
仕事中にくれぐれも
足は組まないのがベストとも伝えました。
お家でもね。
考察
日ごろ運動している人でも、
メンテナンスをおこたると痛みは出ます。
それと体の正しい使い方を知っていると
最強ですね。
人間の身体は正しく使い、
メンテナンスをしていれば、痛みは出ない（ハズ）
