こんにちは、院長のイトーですヽ(^o^)丿
今回は症例
『首・背中の痛み』です。
今回の患者さんは20代 男性
首の付け根から背中にかけての痛み
特に何をしたわけではないですが、
1週間くらい前に自宅で洗い物を
していた時に『ピキッ』と
首の付け根あたりに痛みが走り
それから痛みが続いているみたいです。
触ってみると、
確かに硬いですね~。
特に左の肩甲骨の内側あたりが。
で、どんどん下の方も触ってみると
腰もけっこうな硬さになっていました。
でも、腰は痛くないのです。
『ん~、そうですか』
次に、
首の可動範囲を見ます。
全方向で『狭い』です。
首は動かせるのですが、
あと一歩のところで、
『痛み』や『つっぱる感じ』が出て
思うようには動きません。
『ん~、なるほど』
次に、
『手や腕の硬さ』を触れてみます。
この方はお身体を使う仕事なのですが、
思いのほか硬くはなっていないので
ちょっと安心しました(;^ω^)
次に、ベッドで足を動かしてみます。
ちょっと抵抗はありますが、
腰や背中に痛みは走らないので
『問題はなし』
ですが、
太ももの前側を押すと
張りがけっこう強い
でも、痛みはない...。
でも、あやしいなぁ(^^♪
そのあやしさは置いといて
施術開始!
問診の時にちょっと触ったのですが
手から緩めます。
特に力仕事ではないので、
指に力は入っておらず
けっこう動きますね。
でも、手首あたりからが
硬くなっていますね。
ここからはちょっと痛いと思うので
ガマンしてもらいつつ
動かしていきます。
次に、
足の指を緩めていきます。
んー、やはりこちらは
手よりもはるかに硬くなっています。
足全体が硬いのですが、
その中でも、一番硬いのが
『公孫(こうそん』と言われる点ですね。
内くるぶしと親指のちょうど真ん中あたり
で、ちょっと土踏まずよりにある
触ってみるとちょっとゴリゴリした感じが
あるかもしれませんね。
ここを『グイッ』と押したりしてみると
『ウガー(;゚Д゚)!!』と叫び、
顔が真っ赤になっていました。
ここまででも、けっこう筋肉の張り
自体は緩んでいるのですが
確認のため
うつ伏せの状態で
背中、腰、裏もも、ふくらはぎを
触る程度で施術します。
『けっこういい汗かきましたね(笑)』
最後の確認で
起き上がってもらい、
首の動きを確認します。
前・後・左・右動かしてみて
感想をどうぞ
『痛みがない!、
さっきと全然違う!(;゚Д゚)』
『こんなに変わるんですね~』
『( ̄▽ ̄)フフフ』
考 察
実は手の硬さや足の硬さは、
体全体に影響をおよぼすと私は考えています。
この患者さん以外にも、
肩が動かない方も同じ、
『公孫』の点が激痛ポイントのひとも
いました。
首や背中なのに足って関係あるんですか?
と疑問に思うでしょうが、
関係は大いにありと私は思います。
手足が硬くなると、
体も硬くなる。
その逆も言えますよね。
手足がゆるめば、
体(腰、背中、首)もゆるむ。
それでは、
また次回(^_^)/~