こんにちはイトーですヽ(^o^)丿
今日も
たかの森接骨院ブログを
読んでいただきありがとうございます。
で、今日のテーマは
【症例】まず、脳に休息を!
結論:姿勢をキープできない人は
疲れている証拠。
まず、脳を休ませて!!
今回の患者さんは60代女性の公務員の方です。
肩こりがひどく首から肩にかけて痛みが出てます。
で、本人曰く
かなりガチガチになってます
と言う事でした。
確かに硬いです!!
カチカチです。
まあ、私は施術前に患者さんに確認して
『私は揺らすだけの施術ですけど大丈夫ですかね?』
とお聞きします。
患者さんは他のところで施術を受けた時に
『カチカチで指が入りませんよ』
と言われたみたいですが
『まぁ、硬いものを力づくで緩めようとすると
揉み返しという反応が出る可能性が高くなるので
硬い人ほど力強く押すのはリスクも高くなりますから』
とりあえず首と腰の動きをチェックして施術を開始します。
私の施術はいつも通り
背中を背骨を優しく揺らすだけです。
あれほどカチカチだった背中がどんどん緩んで行きます
そう、この施術は硬い人ほど効果が出やすく感じます。
中には緩みにくい人もいますが
90%ぐらいは術後体の感じが変わることを
体感してもらえます。
ゆるんだ証拠に半分以上の患者さんが
施術中に寝てしまいます。
リラックスしている証拠ですよね?
で施術が終わりもう一度動きを確認します。
患者さん本人は力強く押していないのに
緩んでいることを実感されたらしく
『何て言うんですかね、不思議な感じ』
と言ってました。
そう、
硬くなった筋肉は強く押せば緩むというものではありません。
いかにリラックスさせるかがポイントだと思います。
人の体は施術とはいえ強く押されることに抵抗をするはずです
脳が反応してると言えばいいのかもしれないですけども
体を硬くするのも『脳』なら、体を緩めるのも『脳』 です。
脳が『ほぇ~~~』
っと感じるくらいでないと
リラックスしないのでっすっよ!
で最後に姿勢指導をしようと思いましたが
患者さん本人があまり聞く耳を持つ人でもなかったので
(雰囲気で)
ここから施術の効果を持続させるために
姿勢の指導になりますがお聞きになりますか?
と 言うと
患者さんは
『横向きで寝ないでくださいとかでしょ?』
さんざん言われています~(*´Д`)
と言ってきたので、
『いいえ、背中を丸めて座るくらいならいっその事
横向きで寝てもらった方がいいと思います!』
とお伝えしました。
あと1日中パソコンと向かい合っているので
その時の姿勢が問題だと思い改めて聞きました。
どうしてパソコンをする時に目を画面に近づけるんですか?と
それが肩こりの原因になってると思います。
患者さん曰く
『私パソコン苦手なんです(;゚Д゚)』
『見たくもないです!!! だけど
仕事なのでそうも言ってられないので
仕方なくやってます』
なるほど~('ω')
このような患者さんには
姿勢指導の前に いかに脳を休ませるかが問題と思い
休憩時間に
目をつむり脳を休ませることをお勧めしました。
慣れないうちは3分でもいいので目を閉じてくださいと
脳は使っていないようでも実は使っています。
目を開けていれば常に情報は入ってきます。
入ってきたものは処理する。
なので
疲れた時は目をつむって、
情報の入り口をシャットダウンして、
脳を休ませるのがベスト!!
目を開けていれば
いやでも情報処理をしなければいけないので
それが脳を疲れさせるとも言われています。
なので本当は瞑想がおすすめなのですが
こういう患者さんに
呼吸に集中しましょう!!と言ったところで
おそらく
『無理です(;゚Д゚)/』
と、つっぱねる可能性がとても高いので
まずは目をつぶって脳を休ませることをお勧めしました。
ストレス満載の方に対して指導しても
受け入れてもらえない可能性が高いので
患者さんに指導する前に聞くようにしました。
疲労感満載、ストレス満載の方に対して
熱心に指導しても効果もなにもないので。
この患者さんは肩こり以外にも糖尿病や血圧も高く
アレルギーもあるみたいなので、
ストレス満載なのは入ってきた瞬間に
顔に書いてあったのでわかりました。
今、週イチペースできてくださいと言っても
おそらく無理でしょうね。
今までいろいろな接骨院や整骨院リラクゼーションに
行かれているみたいなので
このようなジプシー患者さんは無理には引き止めません。
ただ色々な所を渡り歩いてるので
施術の上手い下手は分かるみたいです(笑)
下手な人がやると揉み返しが来て最悪と言ってましたので
『揉み返し』がないことを祈るばかりです。
今回はこのへんで
また次回です(^_^)/~
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。